意味をずらしてブルーオーシャン
最近、ブルーオーシャン戦略という本を読んだり、
キングコング西野さんのオンライン講演会を聞いたりして、
情報をインプットしていると、
点と点が線になる感覚があったのでブログに書いておこうと思う。
まず簡単にブルーオーシャンの説明をしていくと、ライバルが少ない市場のこと。
たとえば今の情勢でテイクアウトと始めたとしても、すでに始めているお店はかなり多いので埋もれてしまう。これはレッドオーシャン。
つまり、ライバルが多い市場ということになる。
ライバルが多いところで勝てればいいけど、
ライバルが多いと勝つための労力は半端じゃないし、資本が物を言ったりするので、新しく始めるには不利な面が多かったりする。
その反面、ブルーオーシャンはライバルがいない。闘う相手がいないから当然勝ちやすくもなるよね、って話。
じゃあ、そのブルーオーシャンはどうやって見つければいいのってところになる。
たとえばビックリマンチョコ。
これを買う目的は何か?
チョコ?
いいや、シールだ。
チョコについてくるシール目的でみんな購入する。
なので、ビックリマンチョコはチョコを売ってるんじゃなくて、シールを売ってることになる。
つまりライバルはチョコじゃなくなるわけだ。
チョコをめちゃくちゃに売ろうと思ったら、ライバルが多い。GODIVAなどのハイエンドなものから、ロッテなどのローエンドのものまでチョコは市場に溢れている。
チョコを買う→シールを買う
に意味をずらした結果、ライバルがいなくなった。つまりブルーオーシャンを作り出したってことになる。
他にもAKBの握手券もそうだ。
CDを買う→握手券を買う
に意味をずらした結果ライバルがいなくなった。
ブルーオーシャンを作り出す1番のメリットは新たな顧客を創造してる点だったりする。
既存の顧客を奪うことなく、新たな顧客を創造するから得られるパイも大きくなる。
街着で着れる機能性肌着は市場になかった。
なかったものを作り出して、新たな顧客を作り出したことになる。
結果、今では累計1億枚を販売している。
ブルーオーシャンが得られるパイの大きさがわかる。
売っているものの意味をずらして、
ブルーオーシャンを狙う。
闘わずして勝つのが1番強いのだ。